工藤聖子です。
何度かお話ししてると思いますが、
うちの息子くん、
2年ほど前から、
プロ野球にはまっております。
『北海道日本ハムファイターズ』の、
大ファンです。
日ハムの試合は、
全てネットで観戦しているし、
2軍の選手や、監督、コーチ陣、
各選手の個人成績まで、
しっかり頭に入っています。
何球か見ただけで、
ピッチャーの調子がわかったり、
バッターの振りを見て、
球の行き先がわかったり。
その日ハム、
7月こそ絶好調で、
首位も狙える位置にいたのですが、
8月、9月は、
とにかく勝てず。。。
連敗が続いて、
なんと最下位まで落ちてしまうこともあり、
結局5位でした。
毎日負ける試合を見るのって、
あんまり楽しいものじゃないんですよね。
当たり前だけど。
息子の機嫌も悪くなるので、
なだめるのがなかなか大変です。
そこで、
なんとか気持ちを保てるように、
見方を変えようと思い、
私は息子にこんな話をしました。
「もうさ、
いかに勝つか?じゃなくて、
野球ができる世の中であること、
毎日野球を見られることに感謝したら?
今日も野球ができて良かったね!
野球が見られて良かったねー!
って言って、
日ハムを応援しようかー。
もう勝ち負けじゃなくて、
ただ野球を楽しむの。」
まあ、私も冗談混じりで、
そんな話をしていたんですよね。
そしたら、
その数日後。
パリーグで、
ずーっと最下位に低迷している、
オリックスバッファーローズのファンの一人が、
(オリックスファンの方いたらごめんなさい><)
球場でこんなプラカードを掲げて、
応援をしていました。
『野球をできることに感謝』
私は、
「やっぱり!」
と思ったわけです。
負け続けていると、
こうやって物の見方が変わって、
感謝の気持ちが生まれるんだな!って。
一方、首位を走っているチームの応援団は、
負けた相手チームのミスを、
揶揄するような応援をして、
後日、謝罪していました。
どう思います??
こう考えてみると、
負けることって、
大切だと思いません??
勝ってばかりいては、
心の成長がないのかもしれません。
勝ち続けていては、
気づけないことが、
たくさんあるんだと思います。
負けること、
失敗することって、
人生においては、
とても大切な要素なんだと思います。
私は日々、
クライアントさんのお話を聞いています。
『負け』が続いて、
悔しい想いをしている方。
『負け続きの人生』で、
自分に自信がなく、
自己卑下している方。
できない自分をダメとして、
『勝つ』ために、
本当の自分を押し殺してきた方。
色々な方がいますが、
やっぱり、
『勝ちが善で、負けが悪』という価値観は、
みんなが一貫して持っているかな。
もちろん、私もその一人。
常に『勝とう』と頑張ってきたし、
『負け』た時も、
負けを認めないようにして、
なんだかんだ言い訳したりして、
生きてきました。
でも、最近は、
もう両手を上げて、
負けを認めるしかないような、
そんな状況です。
負けを認めたくないという気持ちが、
ムクムク沸いてきて、
負けないぞと、
ギリッギリで抵抗しながら、
少しずつ負けを認めつつあります(笑)
数年前、
ホメオパシーの第一人者であり、
私の敬愛する由井寅子先生が、
『人生は負けるためにある』
というご著書を出版されました。
この本が出版された時は、
全然そのタイトルの意味がわからなくて、
「えー!?
人生は負けるためにあるの!?
そうかなー???」
なんて思って、
手にも取らなかったんです。
でも、今の私は、
『人生は負けるためにある』
ということを受け入れて、
読むことができました。
ようやく、
寅子先生がおっしゃっていることを、
少ーしだけど、理解できるようになったかなあ。
数年前から、
『勝ち組』『負け組』なんて言葉が流行って、
人生を勝ち・負けで計るような風潮が大いにあるけど、
それも所詮、表面的なこと。
この世の価値観であって、
今世で生まれた魂の目的とは、
一切関係ないんですよね。
ちょうど1年前、
同じ野球ネタで、
記事を書いているので、
参考にどうぞ。
「お母さん、普通の子と同じように育ててくれてありがとう!」
生まれつき耳が聴こえないピッチャーが引退
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最後までお読みいただきありがとうございました。
『オメオパティア』
(日本ホメオパシー東京千駄ヶ谷・千葉船橋本町・名古屋金山)
代表 工藤聖子
現在、ラグビーのワールドカップが行われています。私はラグビーのルールはよく知らないですが、リーグ戦を観ていて感動しています。試合中、試合後、選手のコメント全てにおいて素晴らしいなと感じています。ノーサイドの笛が鳴りお互いの検討を称え合う選手の姿。国を越えて何処でプレイしたいかの選択もできる。日本のチームでも半数は外国籍それでも日本でプレイしたいと国籍を取りプレイしたいと集った今大会、気力、体力精神力も備わった素晴らしいチームだなと感じました。これからも全試合気迫溢れるプレイを期待しています。野球の話でしたがラグビーの迫力も凄いですよ!