農水相役人がデータ改ざんを「白状しました」種苗法改正案が大詰めです!!

工藤聖子(さとこ)です。

 

度々、こちらのブログで、
お伝えしてきた、
種苗法改定法案について。

 

いよいよ、
大詰めです!

ぜひ行動を起こしてください!

 

先週末土曜日、
関西の東野幸治さんが司会の番組でも、
この種苗法改定問題を取り上げていました。

 

全国版では決して言えないことも、
地方の番組だったら、
結構突っ込んで話してくれるのね。

 

番組を見たい方はこちら↓

47:00頃からこの話題が始まります。
20分くらいでこの問題の概要がわかります。

 

種苗法改定案の問題点とは?

 

種苗法改定案の問題を、
ここでもう一度復習しますと・・・

 

種苗法改定の目的とされるのは、

「シャインマスカットやあまおうといった、
日本のブランドの苗や種が、
海外に流失してしまっている。

それを防ぐために、
日本の登録品種は、
(この登録品種というのがキーワードです!!)
一律自家採種禁止にしよう!」

というものです。

 

まずもって、
すでにこの時点で整合性ないと思うのですが・・・

(日本国内の法律変えたところで、
中国なんかがその法律守るわけあるか〜い!!)

 

自家採種を禁止されると、
今まで自分たちで種をとって、
次の年に植えてきた農家さんたちは、
種や苗を、
毎年毎年購入しなくてはいけません。

政府や農水相は、
「農家の権利を守るための改定案は、
今すぐに必要だ!」
と言うけれど、

どうやら、モンサントなど、
巨大な種を売る海外企業のプレッシャーがあり、
なんやかんや理由をつけて、

みんなの注目が、
コロナに向いている隙に、

ちゃんとした説明も報道もなく、
法改定をこっそりやろうとしているのでは?
と思わざるを得ません。

東野さんの番組でも、
「先の種子法廃止は、
アメリカの要請だった。」

「アメリカは戦後一貫して、
日本人の胃袋を掴もうとしてきた。」と、
コメントがありました。

そして、種苗法が改定されると、
農家は企業が売る、
F1やら、ゲノム編集やら、
農薬やら、消毒やら、

色々いじくりまわされた
高い種を買わざるを得ず、

ただでさえ儲からない農家は、
廃業に追いやられることもあるだろうし、

「登録品種のタネ植えたね!」
と訴えられることもあるし、

私たちが口にする食の安全すらも守られない、

というのが、
この種苗法改定の大きな大きな問題点です。

 

詳しくは以前書いた私の記事を読んでね↓

『今日本の食が危ない!子どもたちの未来が危ない!
日本のお母さんに知ってもらいたいこと』

 

 

衆議院はわずか2分で採決!12月2日に参議院で採決されようとしている!

 

これまで、
私も映画『タネは誰のもの』の
オンラインの自主上映会を行ったり、
メルマガやブログでお伝えし、
多くの方に署名のご協力いただきました。

皆さん、ありがとうございました。

 

 

豊受自然農だけでも、
1万2000人の署名が集まり、
11月初めに由井寅子先生が、
自らその署名を国会に届けていらっしゃいました。

それ以降も、
この問題をずっと訴え続けてきた、
山田元農水相大臣や関係者の皆さん、
豊受自然農のスタッフさん達が、
国会前で座り込みや演説などを続けていらっしゃいます。

にも関わらず、
衆議院本会議では、なんの審議もなく、
わずか2分で採決。。。

12月2日には、
衆議院で強行採決されようとしています。。。

 

農家の方々へのきちんとした説明もなく、
我々国民に知らせることなく、
この私たちの食、健康、命が、
危険に晒されているのです。

 

農水相のお役人がデータ改ざんを認める!

 

このタネの問題に詳しく、
以前から警鐘を鳴らしてきた、
印鑰智哉さんが、
重大なウソをスッパ抜きました!

 

「政府や農水相は、
これまで、
自家採種禁止となるのは、
登録品種だけですよ。

登録品種は、
農作物のたった16%しかありませんから、
全く問題ないですよ。

今まで通り、
作物を作ることができますよ。

安心してください!」

という説明を、
農家やJAに対し行ってきました。

 

しかし!!

それは全くの嘘だったことがわかったのです!!

意図的に、
登録品種(自家採種NG)の数を、
少なく見積もっていたことが明るみとなったのです!!

 

例えば、
新潟のお米農家が作っているのは、
99%が“コシヒカリBL”という品種です。

この品種は、
登録品種であるため、
種苗法が改定されると、
自家採種ができなくなります。

新潟のお米の99%が、
これから毎年種を買って、
お米作りをしなくてはいけないということです。

 

だけど、農水相は、
このコシヒカリBLという登録品種(自家採種NG)を、
一般のコシヒカリと同じくくりの、
一般品種(自家採種OK)としてカウントし、
登録品種のパーセンテージを低く提示していました。

 

データを意図的に改ざんし、
「安心してください!
皆さんはこれまで通り、
種取りできますよ!」
とウソをついていたということです。

この問題を、
田村議員が、
実際に農林省の担当官を呼んで、
問い詰めたら、

「その通りです!」と、
白状したとおっしゃってました。

 

(↑とようけチャンネル『種苗法改正反対』の動画から借りました)

 

本当に農家のことを考えて、
農家を守るために、
この法案改定を行うのなら、
正々堂々とデータを出せばいいのではないでしょうか??

 

本当に農家のためならば、
なぜこのような小細工をし、
データ操作をする必要があるのでしょうか??

なぜ小細工したデータを持って、
農家に説明をし続けたのでしょうか?

明らかに、
他の目論見があるから、
データを操作してまで、
農家や国民を欺こうとしていたとしか思えません。

 

登録品種(自家採種NG)は全体の16%しかないなんて、
真っ赤な嘘で、
実際は多くの作物が、
今後自家採種ができなくなってしまうのです。

 

私の夫の青森の実家では、
お米を作っていますが、

青森のお米は、
生産量ベースで計算すると、
99%が登録品種にあたり、
自家採種ができなくなります・・・

 

これはお米に限った話ではなく、
沖縄のサトウキビに至っては、
90%が登録品種で、
自家採種できなくなります。

沖縄の大事な大事な産業が、
壊滅的になるということです。。。

 

こんな大きな問題を、
なぜ政府はきちんと国民に知らせないのでしょう?

なぜ農家の方に嘘をつくのでしょう??

 

脅しをかけられ、NOと言えないお役人。。。

 

でも、なぜ国や国民を守る立場である、
お役人さんが、
このようなデータ操作をしてしまうのか??

 

この種苗法の問題を扱った、
『タネは誰のもの』という映画で、
東大の教授が、
すごく衝撃的なことをおっしゃっていました。

「農林省のお役人さんたちも、
日本の農家を守ろうとしている。

だけど、
上からの命令に背くと、
地方へ飛ばされたり、
左遷されたりする。

だから、上の命令に、
従うしかないのが現状です。」と。

これを聞いて、私は、
「あーワクチンと同じだな・・・」
と思いました。

近藤誠先生の『ワクチン副作用の恐怖』
という本にも同じようなことが書いてありました。

明らかにワクチンの副作用とわかる事案でも、
お医者さんたちは学会で、
「このケースはワクチンの副作用で亡くなった」
と発言すると役職を解かれてしまうので、
誰も発言できないというのです。

 

お役人さんも、
お医者さんも、
きっと守るべき家族がいるでしょう。

自分の身を守る方を選択せざるを得ないのは、
重々わかります。

だから、
責める気持ちはないですが、

それでももう少し、
気骨のあるお偉いさんって、
いないものかしら。。。

人の命が関わっているのだから。。。

それなら失うものは何もない、
私たち母親が動くしかないのかもしれません。

 

登録品種(自家採種NG)はどんどん増えている!

 

話を種苗法に戻します。

政府や農水相は、

「自家採種を禁止とするのは、
登録品種だけですから。

登録品種は少ないですから。

問題ありませんよ。」

と説明していますが、
登録品種は、
ここ数年で、
めちゃくちゃ増えています。

2017年 289品種
2018年 356品種
2020年 8135品種

下の画像の真ん中の、
赤い棒グラフをみてください。

一気に増えているのが一目瞭然ですね。

これからも、
お金と力を持った、
モンサントなどの海外のタネ企業が、
どんどん登録品種を増やしていくのは、
火を見るよりも明らかです。。。

そうやって、どんどん、
植物からタネを取るという、

ごく当たり前の、
これまで何千年と続けてきた、
私たちの自然の営みが、
私たちの正当な権利が、
奪われていくのです。。。

 

なんと日弁連が絡んでいた!?

 

あのね、
この種苗法改定を押し付けてきていると思われるアメリカでさえ、
米、麦、大豆などの主要穀類は、
自家採種禁止の例外とされているのだそうです。

自分たちの主食となる、
コメやパン、大豆などは、
自家採種OKということです。

だって主食だからさ。
生きていくために必要不可欠だからさ。
タネの権利が!なんて言わせないよということよ。

でもね、日本は、
主要穀類も例外なく、
一律禁止!

これがどれだけ大変なことか、
わかります??

タネ会社がタネを売らなくなって、
お米が食べられなくなったら、
私たち飢え死にするしかありません。

 

それでね、どうやら、
「例外なく一律禁止にしよう!」
と言った人がいるようなんですよ。

それは、
日弁連の会○みたいなんです。

 

これって、
どういうことかわかります??

 

もしね、
この登録品種(自家採種NG)を、
育ててしまったら
(例え知らなかったとしても!!)、

10年以下の懲役、
農家は1000万円の罰金、
農業法人は3億円の罰金が、
科せられます。

種を売る企業が、
農家や農業法人を、
訴えてくるということです。

一律禁止にした方がさ、

弁護士の仕事、

増えるよね。。。

 

怖くないですか?

人間って恐ろしいことを、
考えるものです。

さらに恐ろしいことに、
一般品種(自家採種OK)を育てていても、
登録品種(自家採種NG)と見た目が似ていたら、
それだけで訴えられるんだって。

そんなことありえます??

 

ホメオパシーより農業が大事!!

 

これを読んでも、
多くの方は、

「今すぐに自分の生活に関係ないから、
まあいっか!」

と思うと思います。

でもね、
本当は私たちの命、食、生活、健康に、
直接関わる問題です。

ホメオパシー(自然療法)を扱う、
ホメオパス(療法家)である私が言うのもなんですが、
はっきり言って、

ホメオパシーより、
農業の方が大事だよ。

レメディーよりも、
お米の方が大事だよ。

茶碗一杯のレメディー食ったって、
お腹いっぱいになんてならないし、
栄養にもならんからね。

レメディー食べて、
生き延びることはできないわけですよ。

(自己治癒力は触発されるけど・笑)

 

「私には関係ない!」
では済まされないんですよ。

 

私たちの命そのものに関わることです。

 

そもそもホメオパスである寅子先生が、
農業を本格的に始めたのは、
3・11がきっかけです。

あの地震後、
すぐに救援物資を持って、
被災地へ駆けつけた寅子先生が、
目の当たりにした現実。

それは、
被災地の方々は、
真っ先に水を持って行った。

そして次に、
野菜を持って行った。

最後に持って行ったのが、
ホメオパシーのレメディーだった、
ということです。

人が生きていくためには、
水と食料がもっとも大事だということです。

 

奴隷は奴隷と気付かさないでコントロールする。

 

あのね、
ちょっと言いづらい話で、
表現もキツイと思いますが、
世界には支配者層の方々がいらっしゃるのですよ。

そういう支配者層にとって、
とても都合の良い統治の仕方は、

人々を奴隷のように働かせて、
富を搾取して、
なおかつ、
その人々に奴隷であることを、
気づかせないことです。

だってさ、
自分たちが奴隷であるとわかったら、
絶対にウップン溜まって、
奴隷解放運動起こすでしょ??

暴れ始めるでしょ??

でも自分たちが奴隷であることに気づかなければ、
解放運動を起こすこともないし、
暴れることもしないわけ。

最も簡単に、たやすく、
支配を続けることができるわけ。

だからあらゆる支配は、
それが支配であることに気づかれないように、
ゆっくりとゆっくりと、
わからないように、
その支配体勢を強めていくんだよ。

“私たち奴隷”が気づかないうちに。

なんと賢いやり方でしょう・・・

 

とようけチャンネルの寅子先生の訴え『種苗法改正反対』の動画を見てね

 

今回お伝えした事実や経過・画像は、
私も昨日YoutubeにUPされた、
とようけチャンネルの『種苗法改正反対』の動画を見て、
まとめさせていただきました。

動画ではもっと細かいデータや経過もわかるし、
寅子先生の魂の叫びも、
ひしひしと伝わってきます。

 

「あまりにも売国的行為だ!」
と熱のこもったお話をされています。

この問題を詳しく知りたいという方は、
どうぞこの動画を見てくださいね!

(約1時間15分)

 

では私たちは何をすればいいの??

 

「でも、国会での法案通過が目前で、
私たちに何ができるの??」

と思うとかもしれませんが、

まずは、
この問題に興味を持つこと!

そして、
知ろうとすることが大事だと思います!

上にも書いたように、
知らないでいることが、
支配者層にとっては都合の良いことだから。

そして、もう少し行動できる方は、
この記事をシェアしたり、
家族やお友達に見せてください。

少しでも拡散し、
運動を起こし、
騒ぎ立てることが重要です。

シェアするときは、
「#種苗法改正案を廃案に」
としてね!

この記事は著作権フリーとします。

さらに行動できる方は、
地元の議員に電話する、
FAXする、メールするなど、
行動を起こしてください。

 

「Youtubeのとようけチャンネルの、
『種苗法改定反対 報告と緊急のお願い』
という動画を見ました。

先生は、種苗法に関してどうお考えですか?

ぜひ反対してもらえませんか?

私たちの食や健康、命を守ってください。」

と簡単な言葉で伝えるだけで、
十分だと思います。

 

FAXだと送りやすいし、
たくさんのところに送れるし、
紙として残るからいいかもね!

 

そして議員の方にも関心を持って、
問題の重要性に気づいて欲しいと思います。

とようけチャンネルの存在も、
伝えてもらえたら嬉しいです!

 

一般社団法人身土不二さんが、
議員の名簿を作ってくださっているので、
ここでシェアさせていただきます。

 

(豊受自然農のインスタから借りました)

 

今日、明日が勝負です!!

ぜひ行動に移してください!!

 

世界でも大きな問題となっています!

 

こういったタネの問題は、
すでに世界でも大きな問題となっています。

「登録品種の数が・・・」とか、
「自家採種は許諾制だよね・・・」とか、
「知的財産は大事だよね・・・」とか、
細かいところ見ていてもしょうがないわけ。

 

「世界ではすでに何が起きているのか?」

それを見ないと、
この問題の核が見えないのです。

 

アメリカでは、
タネを牛耳ろうとするモンサントから、
500件の農家が訴えられました。

カナダでは、
蜂やチョウチョが飛んで、
登録品種(自家採種NG)の作物と、
自然に交配してしまった作物を、
「権利侵害だ!」と訴えられた農家のお話を、
『パーシー』という映画にして、
今上映されているそうです。

インドでは、
タネと農薬と化学肥料を高く買わされ、
たくさんの借金を背負わされた農家、
25万人が自殺に追い込まれています。

 

世界の流れを見ても、
モンサントなどのグローバル企業が、
私たちの食、タネ、命を、
牛耳ろうとしていることは明らかなのです。

 

前回の記事でもシェアしましたが、
アルゼンチンの国民が、
モンサントにNO!を突きつけ、
デモを行う様子がわかる、
魂の歌があるので、
ぜひ見てください!

 

「出て行け!モンサント!」
と若者が歌っているよ。

 

「泣ける」と、
多くの方から感想をいただいています↓

 

(約4分)

 

いかがでしたか?

種苗法改定の問題、
お分かりいただけましたか?

今、日本で何が起ころうとしているのか、
危機感を持っていただけましたか?

 

この記事が少しでも、
日本人の健康と幸せに繋がることを、
心から願っています★

 

こちらの記事も合わせて読んでね↓↓↓

『今日本の食が危ない!子どもたちの未来が危ない!
日本のお母さんに知ってもらいたいこと』

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

『オメオパティア』
(日本ホメオパシーセンター東京渋谷駅前・千葉船橋本町・名古屋金山)
代表 工藤聖子