工藤聖子です。
コロナによる軟禁生活に疲れ、
ママが「外食したい!」と、
パパに提案しても、
「コロナが怖いから嫌!」
と断られたら、
あなたならどうしますか??
先日行った健康相談会で、
クライアントさんが、
ご自身の体験をお話してくれたので、
ご紹介したいと思います。
奈良県にお住いのAさんは、
お子さんMちゃんの喘息で、
私の健康相談会に1年ほど前からかかられています。
うちはお子さんと一緒に、
お母様にも相談会を受けてもらっているので、
お母様であるAさん自身が、
インチャ癒しにも積極的に取り組んでくださって、
この1年で、ものすごく変化されています。
Aさんは1年前は、
Mちゃんの喘息がいつになったら治るのかと、
不安だったり、
喘息が治らないのは、
私のせいだと、
心の奥で自分を責めていたり、
人の顔色を伺うクセがあって、
自分の思っていることを言えなかったり、
子ども達やご主人に対してイライラしたり。。。
でもそれらに気づき、
自分を責めることをやめ、
イライラも減ってきて、
自分の考えや思いも、
少しずつ相手に伝えられるようになってきました。
そんなAさんのこの1年でとても変化が、
とてもよくわかるエピソードです。
5月の母の日に、
ご飯を作るのに疲れてしまって、
Aさんは、「外食したい」と思いました。
この、
「外食したい!」と思えるのも、
変化の一つで、
これまでは、
『お母さんだったら料理をして当たり前、
料理をしなくてはいけない』
と思っていたから、
そんな発想も出なかったそうです。
今年の母の日は、
ちょうど緊急事態宣言中でしたから、
一日3食、家族4人分の料理を作り続けて、
さぞかしお疲れもあったでしょう。。。
そして、「外食がしたい」と思っても、
それをご主人に伝えられないのが、
今までのAさんでした。
でも、今のAさんは違います!
思い切ってご主人に、
「外食しに行こう!」と、
伝えることができました!
素晴らしいですね!!
しかし、
ここですぐに、
すんなりと、
ことは思うように運びません。
ご主人からは、
「コロナに罹ったらどうするんだ。
外食は嫌だ!」
という答えが返ってきます。
自分の言いたいことが言えなかった人が、
勇気を出して、
相手に言ってみても、
受け入れられないパターンって、
結構あります。
そんな経験ないですか??
そしてね、多くの人が、ここで、
「やっぱり私のことは受け入れてもらえない」と、
すねちゃうかなあ。
もしくは血気盛んな方だと、
「私の言うことを聞いてくれない夫が悪い!」
と怒ってしまって終わり。。。
よくあるパターンかなと思います。
でもね、
Aさんは違いましたよ!
そのご主人の言葉を受けて、
子供たちとお風呂に入りながら、
感情を出して、
しっかりと泣いたそうです。
同時に、すごく腹も立って、
しっかりと怒りました。
今までのAさんだったら、
「自分の言うことは聞いてもらえない」
「受け入れてもらえない」
と、自分の気持ちを否定されて、
悲しくなっていたそうです。
悲しみから怒りに感情が、
移行しています。
免疫力が上がってきた証拠ですね^^
お風呂でいっぱい怒って、
いっぱい泣いたAさんは、
ここで自分の感情を出し切ることができて、
気持ちを切り替えることができました。
ここも素晴らしいでしょ!!
そして、もう一度、
ご主人に提案してみました。
「コロナが怖かったら、
お店でテイクアウトするのはどう??」と。
ホメオパシーのことをしっかり理解し、
相談会を受けているAさんですから、
当然コロナのことを恐れてはいません。
(お子さんが喘息を持っているのに!
腹の据わり方が違うでしょ??)
だから、
「コロナが怖い」というご主人に対し、
余計に腹が立ったはずなんですよ。
でもね、ここで、
ご主人の「怖い」という気持ちを受け入れて、
「じゃあテイクアウトでどう?」と提案できたAさん、
素晴らしいと思いませんか?
ご主人の気持ちや意見も尊重しながら、
ご自身の気持ちも大切にし、
その折衷案を提案することができたんです。
今まで、
自分の言いたいことが言えなかったAさんなのに、
しっかりと自分の思いを伝え、
それを否定されても、
感情をしっかり出し切って、
気持ちを切り替えて、
ご主人の気持ちを受け入れて、
さらに折衷案を提案する。
素晴らしい変化だと思います。
そしてね、
この提案の結果、
どうなったと思いますか??
テイクアウトすることなく、
家族みんなで、
お店でご飯を食べられたそうです!!
パチパチパチパチ!!
Aさんが、
ご主人の気持ちを受け入れた結果、
ご主人もAさんの気持ちを受け入れてくれたんですね!
さらにさらに!!
Aさんは、
自分の希望を叶えてくれたご主人に、
感謝できたそうです!!!
素晴らしい!!
すねて終わりでもなく、
怒って相手を責めるわけでもなく、
最後には感謝できる!
そうそう、
できることではありません。
(私だったら、
途中ですねて終わるかも〜笑)
・自分の言いたいことを言えた
・否定されてもしっかり感情を出し切ることができた
・ご主人の気持ちを受け入れることができた
・その上で自分の気持ちをもう一度伝えた
・自分の気持ちを受け入れてくれたご主人に感謝できた
一見、小さな出来事かもしれませんが、
一つ一つに焦点を当てると、
Aさんの素晴らしい対応がよくわかるでしょ?
もう一度言うけど、
自分の言いたいことだけ言って、
相手から否定されたら、
そこで拗ねるとか、
怒って相手を否定しているパターン、
結構多いですよん。
さらに、
結果的に相手が受け入れてくれているのに、
そこに感謝できないパターンも、
結構多いですよん。
この1年、
Mちゃんの喘息を通して、
自分の感情としっかり向き合い、
一つ一つ丁寧にインチャを癒し、
たくさんのことに気づき、
大きく変化されてきたAさんの、
その変容ぶりが凝縮された出来事だなと思って、
私もとっても嬉しかったです^^
実はね、
Mちゃんの喘息は、
3年ほど前から、
他で相談会にかかっていらっしゃったのですが、
いっときは良くなったけど、
また症状をぶり返し、
その後なかなか良くならず、
ご縁があって、
私の相談会にかかってくださっています。
正直に言えば、
お子さんの喘息は、
まだ治っていません。
薬を使うこともあります。
でもこの1年で、
Mちゃんは高熱が出せたり、
喘息が出る前に薬で抑えた、
頸部リンパ節炎がまた戻ってきたりして、
しっかりと症状を出し切ることができています。
そして、今は咳が出ても、
少しずつ痰が出せるようになってきました。
喘息症状の場合、
喘鳴で終わるのではなく、
肺や気管支に溜まった膿が、
痰としてしっかり出せるようになることが重要です。
コンコン、ペッ!!
ってね。
だから、
咳が出て、
痰が出ることは悪くないんですよ。
そして、Mちゃんが、
色々な症状を出してくれていたこの1年、
Aさんはすごく変わっていきました。
Aさんがこうやって、
どんどん自分を出せるようになって、
心が楽に生きられることが、
とても大事かなと私は思っています。
お母さんが変わると、
不思議と子供の病気って、
良くなっていくんですよね。
子どもが症状を出して、
お母さんにお知らせする必要が、
なくなるのだと思います。
ホメオパシーの第一人者である、
由井寅子先生がよくこうおっしゃいます。
「レメディーだけで、
技術だけで、
症状を取り除いても、
2年もすれば症状は返ってくる。
インチャ癒しをやって、
心のくせ、考え方を変えていかなければ、
病気はまた戻ってくる。
病気は、
神様・仏様からの、
「生き方が間違っているよ」というお知らせ。
だから、そのお知らせに、
クライアントが気がつかないまま、
病気を治してはいけない。」
私は特別な技術を持っているわけではありません。
でも、
クライアントさんがインチャを癒し、
自分の価値観に気づき、
それを解放することで、
心や考え方のクセを手放し、
クライアントさん自身が、
本来の魂の輝きを取り戻すことで、
その結果、病気が良くなっていく方を、
これまでたっくさん見させていただきました。
そこをきちんとできる人は、
必ず良くなっていきました。
どんな病気でも、
例外なくです。
クライアントさん自身が気づき、
本来の魂の輝きを取り戻すって、
すごく大事だと思うんですよね。
だって、それが、
今世生まれてきた目的だから。
それからAさんには、
祝詞・般若心経をあげるようにオススメして、
Aさんもしっかり実践してくれています。
そして、Mちゃんは、
お母さんがあげる祝詞・心経が大好きで、
「やって!やって!」とお願いするそうです。
特に般若心経をあげると、
Mちゃんはとても喜んで、
「ウキウキする!」
と言うんだって!
そして、逆にMちゃんがAさんに、
祝詞をあげてくれることもあるそうなんですが、
Aさんも「すごく心地よい」んだそうです。
お互いそうやって、
祝詞・心経をあげあって、
絆を深め合えて、
すごく素敵な親子ですよね。
いいなあ。
私も息子に祝詞あげてほしい・・・
でもそれも、
Mちゃんの喘息があってのことだから、
病気には意味があるよね。
私の8月の相談会はもういっぱいなんですが、
9月はzoomの相談会枠が、今のところ3枠。
対面は1枠空いております。
急ぎの方は、
別途事務局へお問い合わせください。
最近、お問い合わせが増えているので、
ご希望の方は、お早めにお申し込みくださいね。
【お子さんの症状を一緒に乗り越えませんか?ホメオパシー健康相談会】
最後までお読みいただきありがとうございました。
『オメオパティア』
(日本ホメオパシーセンター東京渋谷駅前・千葉船橋本町・名古屋金山)
代表 工藤聖子