工藤聖子です。
最近はなかなか、
ブログを更新することができていません。
にも関わらず、
ちょこちょこ見に来てくれている方がいて、
大変申し訳ないなあと思いながらも、
同時にありがたいことだなと思っています。
すみません!
ありがとうございます!
もうちょっと更新するようにします^^
さて、今日は、
今年私が読んだ中で、
一番衝撃的だった本の話をしたいと思います。
それはこれ↓
神渡良平さんが書いた、
『天翔ける日本武尊』上下巻。
このブログで何度か書いていますが、
我が家の氏神様は、
日本武尊が東方征伐の際に、
上陸した場所と言われていて、
うちの家の隣にある山に、
日本武尊が上陸した後、
まっすぐに登ったそうです。
何だかいつも、
日本武尊とのご縁は感じることが多く、
とても気になっていました。
その不思議なご縁については、
シリーズで書いています↓
『1000年先の未来も、
日本が豊かで、元気で、幸せであるように!これが私の使命です!〜我が社のストーリー①〜』
しかし、
どういう方だったのか、
どういう足跡を辿ったのか、全然わからなくて、
詳しく知りたいと思い、
ネットで探して見つけたのが、この本でした。
ネットでたまたま見つけた本ですから、
正直、特に期待もしていなかったのですが、
この本が本当にすごかったのです!
私の考えを改める、
貴重な出会いとなりました。
私はね、
日本武尊は神様だから、
人にはない特別な能力を使って、
やすやすと東方征伐を行ったのだと、
安易に考えていました。
「だって、神様だもん。
どんな困難も、
特別な能力を使って、
ことを収めたんでしょ?」
なんて思っていたのです。
だけどね、
この本を読んでみて、
本当に衝撃的でした。
日本武尊は、
幼少期、母から愛されていないと感じ、
インナーチャイルドを抱え、
(インチャとは書いてないけどね。)
度重なる戦で、
何度も危ない目に遭いながら、
東方征伐に向かう途中の海で、
最愛の妻を亡くし、
命からがら、
大和の国をまとめ上げ、
いよいよ帰郷し、
両親に喜ばれると思ったところで、
その功績を羨む義弟によって、
暗殺されてしまったのです。
両親にその功績を称えられることもなく、
自分がまとめ上げたその国を治めることもなく、
死んでしまったのです。
しかも義弟の仕業と知りながら、
そのことを誰にも言わずに、
亡くなったんです。
なんていう人生でしょう・・・
私が想像していた人生とは、
遥かに異なるものでした。
そうかあ、
神様って、
こんなに苦労してたんだ。
神様だって、
一人の人間のように、
奢ったり、誤ったり、失敗しながら、
生きてたんだなあ。
というより、
こんな大変な人生を受け入れたから、
神様になれたんだな、
とも思いました。
春くらいかな、
私がこの本を読んだ頃は、
「あー大変・・・」といつも思って、
不平不満を漏らす毎日だったので、
この本を読んで、考えを改めました。
神様だって、
こんなに苦労してたんだ。
私なんて、
家族も元気に生きてるし、
命を落とすような危険な目に遭うわけでもないし、
なまぬるいわー!!って。
今思えば、
私は子供の頃から、
魔女が好きで、
『メリーポピンズ』とか、
『奥様は魔女』が大好きでした。
なんでも解決できる、
その特別な能力に憧れていたのだと思います。
それは、裏を返せば、
努力せずに、楽に、
問題を解決したい!
という気持ちの表れだったのかもしれませんね。
先日、アフガニスタンのために尽力された、
中村哲さんがお亡くなりになりましたね。
恥ずかしながら、
中村さんのことはよく存じ上げていなかったのですが、
このニュースを聞いた時に、
ふと、日本武尊のことと重なったんです。
あれだけ身を粉にして、
アフガニスタンのために尽力したのに、
そのアフガニスタンで殺された。
もちろんあってはならないことだし、
とても悲しい出来事で
憤りも感じますが、
「あー、中村哲さんは、
神様になったんだー。」
勝手ながら、
私はそう感じました。
苦しい時もあるし、
不条理なこともたくさんあるし、
結果が出ないこともいっぱいあるけど、
それもそれで、
受け入れるんだよと、
日本武尊と中村哲さんが教えてくれたように思います。
お二人のような域まで行けることは、
とてもできないけれど、
その生き方を少しでも知っていると、
心の支えになると思います。
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代表 工藤聖子