工藤聖子(さとこ)です。
先日の記事、
『まだお子さんと“見えないへそのを”で繋がっていませんか?
そのへそのをを切ると、状況は変わります!』
には、
たくさんのご感想をいただきました。
ありがとうございました。
「私も繋がってるかも?」
と思ったというお声が多くありました。
その中で、
こんな質問もいただきました。
今回のメルマガの、「見えないへその緒」のお話、
とても興味深く拝読しました。
私は今年31歳になるのですが、
未だに母との「見えないへその緒」が
繋がっているように感じています。
精神的自立が出来ていないんです。
今回のメルマガでは、
母親の側から「見えないへその緒」を切る方法が書いてありましたが、
子供の側から「見えないへその緒」を切るにはどうしたら良いか、
メルマガなどで教えていただけましたら幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
いつも応援しています。
まず、「いつも応援しています。」と、
おっしゃっていただき、
ありがとうございます。
とっても励みになります(涙)
感謝です!
そして、とても良い質問ですので、
今日はこのお話をしたいと思います。
『母親とのへそのおをどう切るか?』
“母親との見えないへそのお”、
これが私がいつもお話している、
インナーチャイルドの大元です。
お母さんからの「精神的自立ができていない」
ということは、
もしかしたら、
自分の生きたい人生ではなく、
お母さんの望む人生を生きているのかな?
30年お母さんの望む人生を生きていると、
もう自分がどんな人生を歩みたいのかすら、
わからなくなっているかもしれません。
本当に苦しいですよね。
実は、
ほとんどの方が、
お母さんとのへそのおが、
しっかり切れていません。
それが原因となって、
アトピーや、子宮系のトラブル、甲状腺の病気など、
様々な病気になっている方がほとんどです。
というか、
何かしらの症状を抱えて、
うちにやってくる人は、
みんなそうかな。
お母さんに愛されたい、認められたいと、
一生懸命がんばっていて、
お母さんに愛されない私は、
価値がないと思っている人。
夫婦仲が悪く、悲しむお母さんをみて、
私が救ってあげなくてはと、
色々やってみるんだけど、
結局救ってあげられず、
自分はダメだと思っている人。
世間体が大事、
人から笑われるような生き方をしてくれるな、
と小さい頃からさんざん言われ、
本来の自分を否定され、
その葛藤の中で生きている人。
お母さんの精神が不安定で、
いつもお母さんの愚痴の聞き役となり、
小さい頃から、
“お母さんのお母さん”とならざるを得ず、
今もそこから抜け出せない人。
いつも機嫌が悪いお母さんの顔色を伺い、
常に誰かの目が気になって、
思うように生きられない人。
みんな、
お母さんとのへそのおが、
切れていないんです。
つまり、
『お母さんの価値観で生きている』
ということ。
ちなみに、
「お母さんのようにはなりたくない!」
とお母さんを反面教師として、
がんばっている人も、
結局はお母さんとのへそのおが切れていません。
だって、
「お母さんのようになりたくない!」
というお母さんの価値観に縛られて、
真逆をやっているだけだから。
(↑昔の私です・・・笑)
でもね。
この質問を下さった方は、
とても素晴らしいんです!
なぜかと言うと、
「私は精神的自立ができてない」
という自覚があるから。
もう、きちんと、
お母さんとのへそのおが繋がっていることを、
認識している。
それはすごいことですよ!
まずは、そうしっかり認識しているご自身のことを、
精一杯褒めてあげてください!
「気がついていてすごいよ!
エライね!
今までよくがんばったね!」と。
それを十分にやってから、
その次は、
「なぜへそのおを手放すことができないのか?」
それを時間をかけて、ゆっくり、
ご自身に問いかけてみてください。
それは、
お母さんと別れる、
恐怖かもしれません。
もしくは、
お母さんを見捨てるようでできない、
という罪悪感かもしれません。
「どうして手放すことができないのか?」
それに気がつくと、
今度はその恐怖を抱えている自分、
罪悪感を抱えている自分に、
「そうか。
そう思っていたんだね。
よくわかったよ。
今まで辛かったね。
もう大丈夫だよ。」
と、声をかけてあげてください。
こうやって、一つ一つの行程を辿って行くのが、
インナーチャイルド癒しになります。
さっきも書いたように、
「お母さんから精神的自立ができていない」
と感じている場合はいいのですが、
はっきり言って、
多くの方は、
そのことすら気づいていません。
実は、私がそうでした。
ホメオパシーの学校に通って、
インナーチャイルドの話は、
さんざん聞くんだけど、
「へえー、そういう人もいるんだ。
私はインチャないなー。」
と思っていました。。。。
だけど、
ホメオパシーを始めて、
5年くらい経った頃、
ようやく自分のインチャの存在に気がついたのです。
それは、
どれほどレメディーを飲んでも、
全く治らなかった鼻炎で、
ひどい頭痛も伴い、
寝込んだ時でした。
「こんなにレメディーを飲んでも、
この鼻炎が全く治らないということは、
もしかしてインナーチャイルド??」
と、ふと思ったのです。
そして、私は、
布団の中で自分に語りかけてみました。
「さとちゃん、大丈夫だよー。
愛してるよー。」と。
すると、どこからか、
「だって、
できる子が愛されるんでしょー!」
という、
インナーチャイルドの叫び声が聞こえたのです。
もうビックリしました!!!
決して、私の親は、
そんな言葉を口にしたわけではありません。
でも、
「優秀でなければ愛されない」
という親が持っていた価値観を、
知らず知らずのうちに、
私も引き継いでいることに気がついたのです。
そこから、
たくさん泣きながら、
いっぱい怒りながら、
インチャ癒しをやっていくうちに、
鼻炎が治っていったんですね。
もう一度書きますが、
レメディーを取っているだけでは、
治りませんでした。。。
話を戻しますが、
私は「親の価値観で生きている」、
「親とのへそのおが切れていない」、
と自覚するまでに、
5年もかかったのです。
ね?
「精神的自立ができていない。」
と認識しているだけで、
すごいでしょ^^
まあ、ほとんどの方が、
過去の私と同じように、
親とのへそのおが切れていないことを、
自覚できていません。
だから、相談会やセッションでは、
まずそこから一つ一つ洗い出し、
親の価値観で生きていることを認識していきます。
インチャを癒し、
価値観を解放していく、
ということを、
少しずつ丁寧に進めていくんですね。
そうやって、
病気が良くなっていくのです。
最近、子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣肥大が、
すっかり消えたというクライアントさんがいらっしゃいました。
『「全摘」と言われた子宮筋腫、子宮内膜症、
卵巣肥大がすっかり消えて、お医者さんがビックリしていました!』
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私とインチャセラピストとの、
トリプルセッションでは、
今の症状やお悩みのことをお聞きし、
それがあなたのどのような、
インチャや価値観と結びついているのか?
そして、その絡まった紐を解いていくには、
まず第一歩として、何に取り組んでいくのか?
さらに、体に対してはどのようなアプローチが必要か?
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『夏休みお母さん応援企画』として、
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ご参加心よりお待ちしております。
↓名古屋でのセミナーの様子
最後までお読みいただきありがとうございました。
『オメオパティア』
(日本ホメオパシーセンター東京千駄ヶ谷・千葉船橋本町・名古屋金山)
代表 工藤聖子