工藤聖子（さとこ）です。
先日開催したイベントで、
多かった質問、
「本を見ながら、
レメディーをとってもヒットしません。
どうしたらレメディーがヒットしますか？」
という質問について、
今日は３つにポイントを絞って、
お答えしたいと思います。
まず第１に。
レメディーは、
いつもいつも、
すぐに痛みを消し去ったり、
すぐに熱をさげたり、
すぐにかゆみを抑えたりと、
一瞬で問題を解決する、
というわけではありません。
もちろん、
レメディーがヒットする時もありますが、
じわりじわりと効く時もありますし、
効果が感じられないときもあります。
（私がヒットした体験を主に書くから、
そういうイメージになっちゃったかもしれませんね。
すみません・・・）
例えば、
私は５月の初めに、
足の指を脱臼、打撲しましたが、
レメディーをとって、
一瞬で脱臼や打撲が治る事はありませんでした。
それでも、
レメディーを取り続けていて、
痛みはほとんどなくなりましたが、
まだ高いヒールの靴を履いて、
たくさん歩く事はできません。
他にも、
湿疹に対して、
レメディーをとっても、
一瞬で、もしくは数日で、
湿疹が消える事は、
あまりありません。
むしろ、場合によっては、
レメディーによって、
自己治癒力が触発され、
皮膚下に潜んでいた湿疹が、
もっと出てくることもあります。
また鼻水に対し、
レメディーをとっても、
いつも、必ず、
鼻水がピタッと止まるわけではありません。
必要であれば、
レメディーをとればとるほど、
もっと鼻水が出てくることもあるのです。
鼻水を出しきることで、
症状を改善するのが、
ホメオパシーですから。
風邪のひき始めには、
アコナイトがいいですが、
アコナイトを取ったからといって、
すぐに風邪が治るわけではありません。
アコナイトをとることによって、
その後の症状がスムーズに進む、
ということが多いです。
熱を出す必要があれば、
レメディーをとることによって、
もっと熱を出すこともあります。
そして、
その後の症状に合わせて、
取るレメディーを、
変えていかなくてはなりません。
（風邪の症状に合わせた、
レメディーの取り方は、
医療現場２５年の経歴を持つ、
保健師＆三森ホメオパスが、
フルサポート講座で話ています。）
一方で、
長く続いた咳が、
最同種のレメディー
（最もその症状に近いレメディー）を、
選ぶことによって、
ピタッと収まることもあれば、
中耳炎のような、
強い痛みに対し、
レメディーを取ることで、
ストンと眠れるようなことはあります。
このようなことを、
“ヒットした”と言いますね。
レメディーがヒットするか？しないか？
どのレメディーをとったらいいのか？
何日取ったらいいのか？
何回リピートしたらいいのか？
それは実に、
“ケースバイケース”です。
一概に、
「この症状にはこれ！」
「レメディーは、
何回とって、
何日とる！」
とは言えないんですね・・・
私たちホメオパスも、
そう伝えられたら楽ではあるんですが。
そして、二つ目のポイント。
レメディーがヒットするには、
“レメディーがヒットする体”
を作らなくてはなりません。
例えば、
これまでとった薬が、
体にフタをしていたら、
レメディーは効きません。
レメディーをとっても、
臓器がきちんと働いていなければ、
効果も感じられません。
生活習慣が乱れていては、
レメディーだけで、
症状を押し進めることはできません。
睡眠不足であっては、
レメディーをとっても、
自己治癒力は働きません。
体がキンキンに冷えていたら、
レメディーも働くことができません。
つまり、
レメディーがヒットするようになるには、
“レメディーがヒットする体”にする、
準備が必要なのです。
ですから、
同じ“熱”に対するレメディーでも、
その人それぞれの状態により、
とるべきレメディーが変わってくるのです。
これも、
“ケースバイケース”ですね。
熱は熱でも、
体の状態はどうか？
これまで薬はとってきた？
臓器は働いてる？
最近気になる心の問題はなかった？
など、
複合的に判断して、
レメディーを選ぶことが必要になります。
そして３つめ。
「症状はありがたい！」
ということを、
きちんと腑に落として理解することが、
必要になります。
「熱も、鼻水も、咳も、湿疹も、
体からゴミを出しているのだから、
ありがたい。」
「出し切れば治る！」
きっと、
頭ではわかっていると思うんです。
でも実際、
子供の熱が下がらなかったり、
湿疹で痒がる子供を見たり、
自分の痛みが消えなかったりすると、
症状はありがたい、
と思えなくなってしまう、
というのが、
多くの人が行き詰るところです。
頭では理解できるんだけど、
その症状と向き合うと、
やっぱりその症状を、
消したいと思ってしまう。
ホメオパシーを始めた頃、
私もそうだったので、
よくわかるんです。
何か症状が出るたびに、
ホメオパスである助産師さんを家に呼び、
「何のレメディーがいいですか？」
「いつになったら治りますか？」
と質問していました。
でも、
その度に、
助産師さんは決まってこう言うんです。
「よかったねー。
体がどんどんきれいになるねー。」
その言葉を聞く度に、
私は、
「ああ、そうだった。
症状はありがたいんだった。」
と思い直したものです。
何度も何度も、
ホメオパスである助産師さんに、
声をかけてもらって、
私は、症状はありがたいということを、
時間をかけて腑に落としていったのです。
相談会にいらっしゃるクライアントさんも、
これまでフルサポート講座を受けた方も、
みなさんそうです。
「子供の熱がひきません！」
「子供が痒がっていて、
見ていられません。」
「咳が止まらないんです。」
↓
「大丈夫です！
症状はありがたいですね！
このレメディーをとってみてください。」
そうやって、
ホメオパスに何度も声かけしてもらうことで、
少しずつ腑に落としていくんですね。
「症状を一瞬でよくしたい！」
「レメディーをヒットさせたい！」
その気持ちは、
よーくわかります。
でも、
症状を一瞬で消すことを目的にしては、
薬とあまり変わりませんね。
レメディーがヒットするようになるには、
①ケースバイケースで、
レメディーがどう効果を発揮するのか理解する。
②レメディーがヒットする体を作る。
③「症状がありがたい」ということを、
腑に落とす。
これらのことが必要なので、
私は『フルサポート講座』を作り、
ホメオパスに質問できる、
Ｆａｃｅｂｏｏｋのコミュニティーを作ったんです！
自分や家族のお医者さんとなって、
様々な症状を乗り越える術は、
一朝一夕では身につきません。
そんな私の経験があるからこそ、
「こんな講座があったらいいな！」
と思って作ったのが、
「自宅にいながらゼロから学べる！
元気もハッピーも手に入れる
ホメオパシーフルサポート講座」
なんですね。
レメディーを使いこなせるようになるには、
やっぱりいろいろな知識も必要だし、
ケースバイケースで、
専門家のアドバイスを受けながら、
症状がありがたいことを腑に落とし、
症状を見る視点を変え、
経験を通して、
レメディーを使うコツを、
覚えていくのが、
ホメオパシーのセルフケアを身につける近道です。
フルサポート講座の１期生だった村野美加子さんも、
みなさんと同じように悩んでいました。
頭痛や腰痛、生理痛、
ペットに対して、
レメディーを使うんだけど、
本やネットの情報だけでは、
いまいちヒットする感覚がなく、
ホメオパシーのことは、
わからないことだらけでした。
しかし、村野さんは、
このフルサポート講座を受け、
ホメオパスのアドバイスを受けることで、
さらにＦａｃｅｂｏｏｋのコミュニティーで、
他の方の質問とホメオパスの回答を見ていく中で、
これまでのレメディーの使い方や、
ホメオパシーに対する考え方が変わり、
レメディーがヒットする体を、
作っていきました。
そうして、
レメディーがヒットすることを体験し、
ホメオパシーの面白さの虜になり、
今ホメオパシーを本格的に学んでいます。
さらに、
現在、オメオパティアのいちスタッフとして活躍し、
今回このフルサポート講座で、
講師を務めています。
１０年以上も続いた、
ひどい頭痛と腰痛と生理痛、
それを克服した体験談、
それらによいレメディー、
生活の中で気をつけること、
その症状を作りだす心について、
わかりやすく話してくれていますよ。
さらに、
難病と言われたペットが、
奇跡的に回復した体験談を、
こちらのインタビューで話しています。
素敵な映像になっています、
ぜひぜひご覧くださいね！
３分ほどの動画です。
とにかく、
ホメオパシーを学びたい！
という方は、
講座を受けるだけのブロンズコースがいいですが、
「セルフケアを身につけて、
実際に自分や家族のケアがしたい！」
という方は、
やっぱりホメオパスに質問できる、
Ｆａｃｅｂｏｏｋのコミュニティーがついた、
シルバーコース以上がおススメです！
メルマガからの優先募集は、
来週１９日お昼の１２時から、
一般募集は２１日１２時からです！
どうぞお楽しみに！
「ホメオパシーってなに？？」
という方は、これ読んでね！
『薬に頼らない生活を始めよう！
Happyになるためのホメオパシー入門』
最後までお読みいただきありがとうございました。
