工藤聖子(さとこ)です。
連日、尊い命が奪われる事件が続き、
胸が痛いです。
特に小さな命が、
温かい家族の愛を知らないまま、
亡くなられたことを思うと、
いたたまれません。
幼くして“書く”という力をもち、
多くの大人の心を動かした結愛ちゃんは、
大きな使命をもった、
偉大な魂だったのだと思います。
実は私、
虐待のニュースを聞く度に、
自分の子育ての思い出と重なり、
虐待してしまったお母さんの気持ちが、
よくわかるんです。。。
もちろん、私も、
結婚して子供産むまでは、
虐待のニュースを聞くと、
「なんてひどい親だ!」
「とんでもない親がいるものだ!」
と、批判するばかりでした。
しかし、
実際に子供を産んでみると、
思い描いていたような、
楽しい子育て生活ではなかったのです。
仕事が忙しく、
ほとんど家にいない夫。
妊娠中に引っ越し、
家族も親戚も友人も誰もいない、
全く知らない土地で、
赤ちゃんとたった二人の生活。
丸一日、
誰とも口をきかず、
過ごすことも多くありました。
そしていつからか、
息子に向きあっていると、
どこからやってくるのか、
言いようのない怒りがこみあげ、
息子に当たってしまうことも、
多くありました。
理想のお母さんになりたかったのに。
母親のような、
子育てはしたくなかったのに。
実際は全然、
いいお母さんになれない。
怒りが込み上げてしまって、
明日、私の名前が、
新聞に載るんじゃないかと、
思うことも度々ありました。
そして、
息子の愛おしい寝顔見ては、
涙をする日が何度もありました。
↑息子が1歳の頃。
そんな時、
私の心を救ってくれたのは、
息子の出産と同時に始めたホメオパシーと、
ホメオパシーの学校で学んだ、
『インナーチャイルド癒し』でした。
子供と向き合っていて、
こみ上げてくる怒りの正体は、
私が未解決にしてきた感情、
つまりインナーチャイルドだと、
わかったのです。
そして、
インナーチャイルド癒しに取り組むにつれ、
抱いてきたたくさんの間違った価値観を、
手放すことができると、
怒りが込み上げてくることが少なくなり、
子育てが楽になっていきました。
さらに同時に、
私は子育ての目標を、
あることに定めます。
「息子を〇〇〇ない。」
それまでは、
「子育てはこうあるべき!」
「母親はこうしなくてはいけない!」
とたくさんの規則が、
自分の中にあったのですが、
この目標に設定してから、
夜、寝る前に、
毎日自分のことを、
褒めてあげられるようになりました。
「よし目標達成!
えらかったね、私!」
と。
そして、
それを毎日続けていると、
今度は、
『息子が今日も生きていることが、
ありがたい!』
と思えるようになってきました。
「息子ちゃん、
今日も生きてて偉かったね。」
本気で、
そう思えるようになったのです。
さらに、
「今日も生きてて偉かったね!」
を続けていると、
今度は、
こう思えるようになりました。
「毎日生きている息子を見れるっていう事は、
私も毎日生きているから。
だから、私も偉いんじゃないか??」
「私、生きてて偉い!
よくがんばってるね!」
子育てが苦しく、
怒ったり、泣いたり、落ち込んだり、
涙していた頃から比べると、
あまりに大きな変化でした。
そして、今、
インナーチャイルド癒しで、
あらゆる価値観を手放してきたおかげで、
ほとんど息子にイラッとすることはありません。
「毎日勉強しなくては。」
「宿題を早めに終わらせなければ。」
「ゲームばっかりしていてはダメ。」
「野菜はしっかり食べなくてはダメ。」
「人に迷惑をかけてはダメ。」
「人から良い評価を得なくては!」
そういった、
よく耳にする価値観を、
私は持っていないので、
イラッとくることも少ないんですよね。
(プロ野球の個人成績について、
一日中説明されると、
ム―!ってなるけど。笑)
私は普段から、お仕事で、
小さなお子さんを持つお母さんの話を伺います。
お母さんたちは、
とても言いづらそうに、
「子供に強く怒ってしまったんです。」
「子供をつき飛ばしてしまいました。」
「子供に、あっち行け!と怒鳴っちゃった。」
「泣きわめく子供を残して、
部屋に閉じこもってしまいました。」
と教えてくれます。
私は、いつも、
「そうですよね~。
それ、よくわかります。
私もそうでしたから。」
と笑って答えます。
虐待というのは、
ごく一部の人が行うものではなく、
そこまで至らないまでも、
多くのお母さんが悩んでいることなんです。
事件が起きると、
「児童相談所の対応が・・・」とか、
「警察との連携が・・・」とか、
そういう対応の話が出てくるけれど、
(それももちろん大事だけれど。)
でも、
1番大事なことって、
お母さんの心が楽になること、
だと思うんですよね。
お母さんが自分のことを、
大事にできるようになること。
お母さん自身が自分を愛すること。
そして、
自分と同じように、
子供を大事にして、
子供を愛することができるようになると、
悲しい事件が少しずつ、
起きなくなるんじゃないかな。
私が決めた目標、
「息子を○○○ない!」は、
ちょっとここには書きにくいので、
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『子育てが少ーし楽になる10のお話
~インナーチャイルドを癒し、無条件に自分を愛そう~』
私の体験が、
今も苦しむお母さんのお役に立てれば、
とても嬉しく思います。
最後にね、
どんなに怒るお母さんでも、
どんなに怖いお母さんでも、
子供は無条件にお母さんのことが、
大好きなんですよ♡
1人でも多くのお母さんと、
子供たちの心が楽になりますように☆
最後までお読みいただきありがとうございました。