寅子先生がボルトに出すならどんなレメディー？これでホメオパシーの健康相談会がよくわかる！

日本ホメオパシーセンター新宿神楽坂・千葉船橋本町
オメオパティアの工藤聖子です。

先日、
ＪＰＨＭＡ（日本ホメオパシー医学協会）が運営するサイト、
『ホメオパシー新聞』に、
「とらこ先生ボルト選手へのＺＥＮメソッド」
という記事がありました。

その記事では、
世界をリードするホメオパスであり、
難病を次々となおしてしまう、
わが恩師・由井寅子先生が、

リオオリンピックで３種目・３連覇を成し遂げた、
ウサインボルト選手のためにレメディーを選んでいます。

この記事を読むと、
ボルトがどのようあな問題を抱え、
どのようなレメディーが合うのかがわかるのですが、

私からは、
「ホメオパシーの健康相談会で、
一体何をしているのか？」
ということを私なりに解説しますね！

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１．健康相談会でクライアントさんのお話を聞きます

ホメオパシーの健康相談会では、
何十分かかけて、
クライアントさんから肉体的症状や精神的症状を聞き出します。

ボルト選手は、
以下のような症状を抱えています。

＜脊椎側弯症＞

ボルト選手は、
生まれつき脊椎側弯症を持っており、
ホメオパスにかかっていました。

骨の弱さ、
そして腎臓の弱さがあったのでしょう。

しかしボルト選手はそれをホメオパシーなどで克服して、
世界最速の男となりました。

こちらの記事にも書いています↓

『史上最速の男・ウサインボルトも
ホメオパシーで側弯症を克服していた！』

＜太ももの肉離れ＞

世界一になるためですから、
当然相当の練習量をこなしていたのでしょう。
ボルト選手は７月に肉離れを起こしています。

それもホメオパシーで回復したそうです。

＜幻覚幻聴＞

ボルト選手は、
近年幻覚幻聴や執拗な夢に悩まされていました。

記者団に対し、こう話しています。

「常に誰かに追いかけられている。
その人々から逃げるため、
私は常に走っていなければならない。」

あるとき、記者団が同情して話しかけても、
誰の顔も見ずに去って行ってしまったそうです。

ゴールドメダリストは、
計り知れないプレッシャーを抱えているんですね＞＜

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２．ホメオパスは聞き出した症状からレメディーを選びます

さて、ここでホメオパスは何をするのでしょう？？

このような肉体的な症状や、
精神的な症状から、
ホメオパスはその人に最も合ったレメディーを探します。

現在ＪＰＨＭＡのホメオパスは、
ＴＢＲ（ボーニングハウゼンレパートリー）というパソコンのソフトを持っており、
それによって、
その人がもつたくさんの症状をカバーする、
最適なレメディーを探し出すことができます。

数年前まで、
ホメオパスの記憶の中から、
レメディーを選びださなければいけませんでしたが、

このＴＢＲのおかげで、
確実に症状をカバーするレメディーを
見つけ出すことができるようになりました。

（とは言っても、
どの症状をピックアップするかで、
選びだされるレメディーは全然違うので、
そこはホメオパスの力量となります・・・）

寅子先生がボルト選手の症状としてピックアップしたのは、これ↓

１．骨の軟化
２．太もも
３．筋肉の硬さ
４．不安
５．妄想・幻覚
６．執拗な夢
７．慰めから悪化する

ＴＢＲのソフトが導き出すのは、
上のふたつのＳｉｌ．（シリカ）とＳｅｐ.（シイピア）です。

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３．選びだしたレメディーが合っているかの確認

レメディーが導き出されたら、
ホメオパスはレメディーが
本当にそのクライアントさんに合っているかを確認します。

でも、そもそもこのＴＢＲってなんでしょう？？

２００年前にホメオパシーを創ったドイツ人医師ハーネマンと、
その弟子たちは、

植物や動物、鉱物を実際に取ってみると、
人体にどのような症状が引きおこされるかという、
人体実験（プルービング）を行いました。

その人体実験したものは何十種類にも及び、
それぞれの結果は何千という膨大な数に及びます。
（それをマテリアメディカといいます）

そしてこのＴＢＲというソフトは、
その何千何百という膨大な人体実験の結果の中から、
最もそれに近いレメディーを探す出すものです。

そして今回ＴＢＲが導き出した、
Ｓｉｌ．とＳｅｐ．のマテリアメディカには、
このような記載があります。

シリカ（Ｓｉｌ）．　
⇒　「不安をかき立てるような夢、追いかけられる夢」

シイピア（Ｓｅｐ．）　
⇒　「びくびくと不安をかき立てるような夢、
追いかけられ、しかも後ろ向きに走らなければならないという夢」

シリカはケイ素、
シイピアはイカスミですが、
これらの物質を取ると、
このような夢を見るということです。

ですから、
ＴＢＲで導きだされたふたつのレメディーは、
追いかけられる夢を見る、
ボルト選手の心理状態にピッタリですね！

（ホメオパシーは同種療法と言って、
ある症状を引き起こす物質は、
その症状を押し出し、
治すことができると考えます。）

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４．ホメオパシー健康相談会では

ホメオパスが、
健康相談会で何十分もかけて、
根ほり葉ほりあなたのお話をきくのは、

このようにあなたにピッタリ合うレメディーを、
見つけ出すためです。

そして、
ホメオパスがパチパチとパソコンをいじっているのは、
このＴＢＲというソフトを使っているからです。

（遊んでるわけではありません・・・笑）

さらに私がよく相談会で、
最後のレメディーの説明の時に読みあげているのは、
このマテリアメディカで、

あなたにお出しするレメディーは、
あなたにピッタリ合う結果があるよと、
お知らせするためです。

　　

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５．言葉のレメディー

そして相談会では、
とらこ先生なら、
ボルト選手にこう声をかけるでしょう。

「負けてもいいんだよ。
誰かに追い付かれても、
誰かに負けても、
たとえ走り切れなくても、
あなたはあなたのままでいい。」

（もちろん私もそう声をかけると思います）

これが、
言葉のレメディー。

この世に生まれた目的は、
“誰にも負けない強い自分になる”ことではなく、

“誰にも勝てなくても自分は自分のままでいい”、
そう思えるようになることです。

これがこの世での宿題ですから、
ホメオパスからそのような言葉がなくては、
ボルト選手の精神的負担は、
なくならないでしょう。。。

この言葉のレメディーは、
砂糖玉のレメディー以上に、
大切なものですね☆

どうでしょうか？

ホメオパシーの健康相談会では、
何が行われているのか？？

クライアントさんは、
相談会で何を話せばいいのか？

ホメオパスは相談会中、
何をパソコンカチカチいじっているのか？

おわかりいただけましたか？？