こんな病院あったらいいな！　～患者の立場に立って改めて思うこと～

日本ホメオパシーセンター新宿神楽坂・千葉船橋本町
オメオパティアの工藤さとこです。

〈父の末期ガンについて⑤２０１６年２月２４日〉

今日も、
父の末期の膀胱ガンについて。

父は今、
膀胱までカテーテルを入れて、
そこから尿を排泄しています。

膀胱の外に、
赤ちゃんの頭くらいの腫瘍があり、

膀胱そのものも、
固く小さくなっているので、
膀胱に尿を溜められないためです。

また、
ものすごい量の、
膿やらガン細胞の死骸のようなものが、
どんどん尿から排泄されているため、

それらが尿道で詰まることを、
カテーテルが防いでくれています。

（こうやって、
腫瘍は小さくなり、
ガンは治っていくのかな～と、
期待しながら見守っているのですが。）

今回とても感じたのは、
西洋医学のありがたさです。

色々な精密機械で検査してもらったからこそ、
膀胱の外側に腫瘍があるとわかったし、

カテーテルがなかったら、
尿がつまってとても危険だったと思います。

こういうところが、
西洋医学の得意な分野であり、
西洋医学もなくてはならない医療だと、
改めて感じました。

しかし一方で、
困ったこともありました。

父が年末から体調を崩し、
尿も便もガスも、
断続的に続いていて、
大変だったのですが、

私たちには、
父の体に何が起こっているのか、
全くわかりませんでした。

だから、
泌尿器科に行っていいのか、
消化器科に行ったらいいのか、
どこに行けばいいのかわからなかったのです。

まず全体を診て、
適格に判断してくれる科ってないのかしら？？

しかも、
年明け一番に、
ます泌尿器科に行ってみると、
尿検査だけで終わってしまい、

「膀胱炎です。
抗生物質を1週間飲んで、
また来てください。」

としか言われず、

触診すらもなかったと、
父もがっかりしていました。

もっと、
状況を詳しく話せる時間があったり、
腫瘍で出っ張っているお腹を
見てもらえなかったのかしら？？

そして検査入院中も、
泌尿器科に入院していたのですが、

お医者さんも看護婦さんも、
尿の状態は知ろうとするけれど、

便のことは、
全く気にも留めなかったそうです。

レメディーを取りはじめ、
明らかに便の状態が良くなっていたのだから、
今すぐに手術！ではなく、
もっと他の見解はなかったのかしら？？

今の病院は、
あまりにも縦割りが過ぎて、

その人の身体全体を診てくれるという部分が、
あまりに抜け落ちていると思います。

願わくば、
“総合科”のようなところで、
身体全体を把握して、

それから適切な科で検査なり、
処置なりしてくれればいいのに。。。

ガンの部分だけを見て、
診断するのではなく、

食欲はあるか、
顔色はどうか、
尿はどうか、
便はどうか、
生活の状態はどうか、

そんなことを、
見てくれればいいのに。。。

さらに言うなら、
“手術か死か”ではなく、

代替療法という選択肢もあることを、
提示してくれる病院があったらいいのに。。。

ホメオパシーを積極的に使ってくれなくてもいいから、

薬を取らないことを認めてくれたり、
治療中にレメディーを取ることを許してくれたり、

せめてホメオパシーの言葉を聞いても、
怒らないでいてくれたらいいのに。。。

そんな病院が少しでも早く、
全国各地にできることを、
切に願っています！

でもね、
患者側も、

「病気になりました！
治してください！
今すぐ治す薬ください！」

じゃダメなんですよ。

だってその病気は、
その人が作ったものだから。

まずは患者の意識が変わらなければ、

理想の病院の実現は、
なかなか難しいよね＞＜

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〈父の末期ガンについて⑥〉↓

『末期ガンの父を残し「ここ1週間が勝負だよ！
じゃあ石垣島行ってくるから！」』

最後までお読みいただきありがとうございました。