工藤聖子です。
このケースは
西洋医学で、
難治性疾患とされる、
掌蹠膿疱症が、
ホメオパシーの相談会を受け、
約1年で改善したケースです。
この症例は、
2013年11月に行われた、
ホメオパシー学術大会と、
2015年2月に、
インドで行われた、
日印ホメオパシーワールドカンファレンスで、
発表させていただきました。
クライアントは、50代・女性。
掌蹠膿疱症とは,
手のひらや足の裏に,
無菌性の膿疱ができ,
寛解と増悪を繰り返す、
難治性疾患です。
関節炎を伴う場合もあります。
このクライアントさんは,
病院で掌蹠膿疱症と診断を受け、
ステロイド治療や
紫外線療法も試しましたが,
そのたびに具合が悪くなるなど、
体に合わず、
西洋医学の治療はその後一切行わず、
ホメオパシーで対処することに
しました。
左足の踵が、
潰瘍化し、
皮膚が剥けています。
湿疹の周りには、
水泡ができ、
その水泡がつぶれ、
膿が出て、
湿疹は広がる傾向にあります。
痒みがとても強く、
甘いものを食べると、
痒さが悪化します。
また痒みは洗うと好転するので、
一日に何度も、
シャワーで足を洗うという状況です。
足首の所まで、
湿疹が一気に広がったのが、
おわかりいただけますでしょうか?
このように、
ホメオパシーを始めると、
身体に潜んでいた湿疹は、
一気に表に現れます。
これは悪化ではなく、
改善へのプロセスであり、
好転反応と呼ばれます。
赤みがなくなってきました。
痒みもだいぶ落ち着いてきて、
一日何度もシャワーをかけるということは、
なくなりました。
この時点で痒みはほとんどなく,
赤みも目立たなくなりました。
その後も、
湿疹はなく、
とてもきれいに改善しているのが、
おわかりになると思います。
痒みも全くありません。
このクライアントさんから、
こんな感想をいただきました。
「7,8年はかかると言われた掌蹠膿疱症が,
約1年で改善するとは思わなかった。
ホメオパシーと先生のおかげです。」
さらに、
このクライアントさんは精神面での
変化もありました。
今までずっと、
農家の本家の嫁として,
「何もかも私がやらなくてはいけない」
「私が我慢すればいいんだ」
と思っていましたが,
レメディーを飲み始め、
「できないものはできない」と思えるようになり、
お姑さんのことを
気にすることもなくなったそうです。
ホメオパシーはこのように,
自己治癒力に働きかけることにより、
症状を押し出し,
改善に導くとともに,
精神面にも働きかけ,
より自分らしく、楽に生きることを
手助けしてくれます。
このケースは、
薬をほとんど使っていなかったことが、
早い改善につながったと、
考えています。
同じような症状で、
お悩みの方がいらっしゃったら、
早目にホメオパシーの健康相談会に、
いらしてくださいね^^
詳しくはこちらでご確認ください。
症状が重い方、
ゆっくりお話ししたい方は、
こちらもおススメです↓
お待ちしています。
日印ワールドカンファレンスの模様は、
こちらをご覧ください!
最後までお読みいただきありがとうございました。