3歳男児・
重度のかんしゃくと便秘が
改善したZENホメオパシー・第19回JPHMAコングレス・ケース発表

工藤聖子(さとこ)です。

第19回日本ホメオパシー医学協会(JPHMA)
学術大会・コングレスで、
症例発表させていただきました。

そのケースをノーカット版で、
ご紹介致します。

 

『3歳男児・
重度の癇癪(かんしゃく)と便秘が改善したZENホメオパシー』

おはようございます。
東京千駄ヶ谷、千葉船橋本町の工藤聖子です。

2時間に及ぶ激しい癇癪や暴力、
そして10日間もの便秘が続くという、
3歳の男の子・Aくんのケースをご紹介します。

 

主訴:激しい癇癪、便秘

対象:3歳 男児

 

Aくんだけでなく、お母さんのMさんも健康相談会を受け、
レメディーをとるだけでなく、
祝詞・般若心経をあげることによってこれらが改善し、
母親のインナーチャイルド癒しをすることで、
セックスレスを乗り越えました。

ZENホメオパシーの有効性がわかるケースです。

なお、相談会には、
お母さんのMさんだけが通ってくださいました。

 

タイムラインです。

自宅出産。経過順調。

8か月 手足口病
1歳6か月 MR接種、母親をよく噛むようになる。
1歳7か月 頻繁に風邪をひくようになる
2歳~ 癇癪、夜泣きが増える
2歳2か月 便秘が始まる
3歳半 幼稚園入園後、さらに癇癪がひどくなる

 

Aくんは1歳半頃から、母親をかむようになり、
2歳以降癇癪が起きるようになります。

その後、便秘になり、
幼稚園入園後、さらに癇癪がひどくなりました。

状況です。

<男児・Aくん>  
・癇癪が激しく、2時間泣き止まない
・10日間の便秘、野球ボール大の便

<母親・Mさん>
・子供に手をあげそうになる
・この世から消えてしまいたいと思う

Aくんは癇癪が激しく、
時間泣き止まず、母親の手を噛む。
虐待しているのではないかと、近所の人に通報され、
警察がきたこともあります。

便は1週間から10日出ず、
浣腸してようやく野球ボール大のサイズの便が出ます。
浣腸はとても痛がり、嫌がる。

そんな我が子に対しお母さんのMさんは、
子供のひどい癇癪に対応しきれず、思わず手をあげそうになる。
そんな時は気持ちを押し殺して、子供に対して無反応になってしまう。

そんな自分のことが腹立たしく、この世から消えてしまいたいと思う。
穏やかに接している母子を見るとわが子が不憫でならない。
子供がかわいそうで、「私は親になってはいけなかったんだ」と強く思う。

【相談会1回目】2016年8月4日

1 420# 便の硬さ
2 437# 太すぎる便
3 790# 心気症とヒステリー
4 307# 食欲不振

相談会1回目は、ボーニングハウゼンレパートリーを使って、
レメディーを選びました。

便の硬さ、太すぎる便、心気症とヒステリー、
食欲不振などのルーブリックを選び、
オーラムとブライオニアを選択しました。

ブライオニア、オーラムには、
このような特徴があります。

<ブライオニア(Bry.)>
RA339 排出するのが困難な、非常に太い便
RA352 非常に硬い便
RA772  非常に腹を立てており、憤激する傾向
RA775 たくさん泣く、1日半

<オーラム(Aur.)>
RA83     非常に太く形成されているため、排泄するのに苦労する便
CK30   立腹し怒りっぽい。ほんの少し反論されただけでも、
     極度に怒り狂うことがある

 

相談会一回目の処方です。

【相談会1回目】2016年8月4日

随時)腸のサポート + Blessing  + MMR-V 200c 

朝)Aur.LM1    介入として

夕) Syph.LM2   マヤズム

夜) Bry. LM3    症状に

腸のサポートに、
浄化のためのブレッシング、MRワクチンの害だし、
オーラムは介入として、
スフィライナムはマヤズムとして、
ブライオニアは症状に対してお出ししました。

一方、お母様のMさんには、
思わず手をあげたくなるのは普通のことだから、
あまり自分を責めず、
許してあげるようにお話しました。

子供に対し心が乱れるのは、
自分自身にインナーチャイルドがあることをお話し、
インナーチャイルドの癒し方を具体的にお伝えするため、
ワークショップにも参加していただきました。

「消えてしまいたい」という気持ちには、
シイピアをお出ししています。

  • インナーチャイルドを癒す必要性を話す。
  • インナーチャイルドのワークショップ参加に参加してもらう。
  • まずは手をあげたくなる自分を許すことを伝える。
  • 「消えてしまいたい」という気持ちにSep.を出す。

 

その後の変化です。

【その後の変化】2016年10月20日

  • 癇癪 ⇒ かなり改善
  • 母親 ⇒ この世から消えてしまいたいと思う気持ちはなくなった

一日2回、2時間以上続いた癇癪が、
週に2,3回、15分~1時間で済むようになりました。

また、いつも寝起きが悪かったのですが、
朝の起き方が変わってきました。

それによってMさんは、気持ちも楽になり、
この世から消えてしまいたい、という気持ちがなくなりました。

ところが・・・

 

相談会4回目。

Mさんがひどく落ち込んだ様子で、
いらっしゃいました。

A君の癇癪が、
前にも増してひどくなったのです。

「母ちゃん、死ね!」「死んじゃえ!」
「いなくなればいい!」「火で手をあぶって!」など暴言を吐く。

叩く、物を壊す、
突然態度が豹変することもあります。

【相談会4回目】2017年3月

  • 一時良くなっていた癇癪がひどくなる
  • 暴力的になる
  • 叩く、物を壊す、暴言を吐くようになる
  • 突然態度が豹変する

 

その様子をきいて、私は子供の怒り方ではないなと感じ、
母親に親族で早死にした人や、
不幸に亡くなった方がいないか聞いてみました。

 

すると、

母親の叔父が、金銭的なトラブルを起こし、
家族と疎遠になり、
その数年後に東京でホームレスとなり、
一人寂しく亡くなり、警察から連絡があったというのです。

私は、その叔父に対し、
祝詞と般若心経をあげるように伝えました。

始めは、Aくんが嫌がるかもしれないが、
それでも続けるように伝えました。

 

【相談会4回目】2017年3月

叔父さんに対し祝詞と般若心経をあげてもらう。

  • MT)Hyper.(浄化のため)
  • Blessing(浄化)
  • Aur.(CK34突然の怒りと激昂の発作)
  • Prot.(突然の激しい怒り)など

その他レメディーは、浄化のためにハイペリカム、ブレッシング、
突然の怒りと激昂の発作にオーラム、
突然の激しい怒りにプロテウスなどをお出ししました。

 

その後の変化です。

【その後の変化】2016年10月20日

・癇癪 → 大きく改善

 

祝詞・般若心経をあげると、
Aくんは始めのうちは「やめてー!」と叫んでいたが、
1週間すると様子が変わり、癇癪も暴力もなくなりました。

祝詞も自ら「やって!」と言うようになり、
夜泣きもなくなりました。

Mさんは叔父のことを思って祝詞をあげると、
自然と涙が出てきたそうです。

 

私は、由井会長のように、
カルマの背景などがわかるわけではありません。

しかし、必要だなと感じた時は、
信頼関係を築いた上で、
クライアントさんに、
「祝詞・般若心経をあげることで、
改善することがありますよ。」
とお伝えしています。

クライアントさんには、
すぐに祝詞・心経の用紙をお渡しできるように、
相談会室に用意しています。

 

便秘については、
オピウム(Op.)、プランボン( Plb.)、
ディオスコリア(Dios.)、ナックスモシャータ( Nux-m.)などを使いながら、

Aくんの「浣腸が痛くて、怖かった。」という気持ちを引き出し、
それに母親が共感してあげることで便秘は改善し、
トイレで毎日自力で排便できるようになりました。

〈便秘 ⇒ 大きく改善〉

Op.(便秘、硬い便)
Plb.(頑固な便秘)
Dios. (非常に硬く乾燥した塊状の便)
Nux-m.(便が非常に硬かったため大変力んでようやく排出できた

 

相談会8回目。

Aくんの癇癪や便秘は改善しましたが、
次に課題になったのはMさんと夫との関係です。

二人目の子供が欲しいが、
夫が胸やおしりを触ってくるのに嫌悪感があり、
「結局女だったら誰でもいいんでしょ?」と思い、
スキンシップも嫌という状態でした。

【相談会8回目】2017年10月

  • 夫との関係 ⇒ 

二人目の子供がほしいが、
スキンシップをするのも嫌

 

相談会で話ていく中で、次のようなことがわかりました。

Mさんが小さい頃、学校の身体測定で「肥満」とされ、
その手紙を持って帰ってくると、
母がその手紙をぐちゃぐちゃに破って捨てたということがありました。

それから「自分は太っている」
「太っていることはダメなんだ」
「太っている私は愛されてない」
という価値観ができあがっているとわかりました。

「ダメな自分は愛されない」という想いが根底にあるから、
「夫から大事にされてない」
「ダメな私を触るなんて、どうせ性欲のはけ口なんでしょ!」
と怒りに感じていたことに気がつきました。

そこで、母が手紙をぐちゃぐちゃに破って捨てたときの
インナーチャイルドに声をかけるようお話しました。

【相談会8回目】2017年10月

・子供の頃、
母が「肥満」と書かれた手紙を破いた時の
インナーチャイルドを癒すよう伝える。

 

すると・・・

その2ヶ月後・・・

 

【その後の変化】2017年12月

第2子妊娠

 

なんと、相談会にいらしたMさんが妊娠されました。

私は、椅子から転げ落ちそうになるほど、
ビックリしました!!

インチャ癒しをし、
「太っている自分はダメ」という価値観を少し手放せたことで、
夫との関係が改善し、
大事にしてくれていると感じられるようになりました。

そして、2018年8月、
無事に第2子となる女の子を自宅で出産されました。

 

今回のケース発表にあたり、
Mさんが感想を書いてくださいました。

あんなに癇癪のひどかった息子は、
先日6歳になりました。

今では、癇癪に怯えていた日々が嘘のようです。

あの頃は何をしてもおさまらない癇癪に、
怒鳴ったり、時には手をあげてしまう事もあり
「これは虐待なんじゃないか」と毎日自分を責めていました。

育て方が間違っているのか、
息子の成長発達の問題かと、
育児書を読んだり、
あちこち相談に行きましたが、
しっくりする答えは見つからず。

そんな時、工藤さんのブログに出会い、
インナーチャイルドの存在を知りました。

私が変わらないと息子の癇癪はおさまらないかもしれない…
藁をもすがる思いで相談会を受けました。

何をするにも自信がなく、
人目を気にするたちなので、
初めは感情を出す事に抵抗がありました。

過去に思いを巡らせる事も、
相当なエネルギーが必要でした。

でも、工藤さんが
「感情に良いも悪いもない」という姿勢で、
どんな感情も受けとめてくれるので、
徐々にブレーキがはずれていきました。

怒りや悲しみでごちゃごちゃした感情も、
工藤さんが巧みに引き出してくれるので、
自分の中に潜んでいる意外な本音に気づけたり、
心の整理をする事ができました。

インナーチャイルドに向き合う事は時に辛く、
逃げたくなる時もありました。

工藤さんに、
「子どもはみんなお母さんが大好きなんです。
お母さんに幸せになってほしいから、
敢えて心を乱してインチャの存在に気づかせてくれるんです。」
と言われて、
グレーだった心に光がさしたようでした。

たしかに、
息子があれだけ強烈な癇癪を起こしてくれなかったら、
インナーチャイルド癒しは出来なかったと思います。

そう考えると、
警察沙汰になるほどのあの癇癪も、
今となっては愛しく思えます。

そして、親族の生い立ちについて聞かれた時には、
目から鱗でした。

亡くなった叔父へも思いを馳せる事ができ、
生前はほとんど親交がなかった叔父と、
魂レベルで深く繋がったような不思議な気持ちでした。

祝詞  般若心経を唱える事で内なる神の存在に気づき、
インチャ癒しをする事で、
大嫌いだった自分を大切に出来るようになってきました。

まだまだインチャがたくさんあり、
心乱れる日々ですが、
ただただ悲観していた頃に比べると、
だいぶ肩の力が抜けて受け入れられる様になってきました。

工藤さんと出会ってから沢山の感情と向き合い、
たくさんの気づきがありました。

幸せになるきっかけを作ってくださりありがとうございました。

 

このケースの考察です。

【考察】

・インナーチャイルド癒しや、
祝詞・般若心経の重要性

・ZENホメオパシーの有効性

・子育てで悩む多くのお母さんの希望となるケース

このケースは、子供に対しレメディーをあげるだけでなく、
母親のインナーチャイルド癒しや、
祝詞・般若心経もあげてもらうことで改善につながりました。

Mさんが十分にインチャ癒しの必要性を理解し、
熱心に取り組んでくれたことは大きかったです。

また叔父の不幸な死に着目し、
祝詞と般若心経をあげることで、
子供の癇癪が大きく改善したことは、
私自身も驚くべきことでした。

ZENホメオパシーの有効性がよくわかるケースです。

子育てが理想通りにいかず、
悩んでいるお母さんはとても多いですが、
そんな悩めるお母さんに、
インナーチャイルド癒しの必要性が十分理解され、
日本の母子がより健康に幸せに生きられるようになることを、
願ってやみません。

また夫との関係性で悩む方も多いですが、
インチャを癒すことで夫婦の関係も改善されるということが、
広く知られることを願っています。

由井学長は、レメディーをとるだけでなく、
インナーチャイルド癒しの必要性や、
霊性の向上の重要性について訴えられています。

私の父は、インチャを癒すこと、霊性の向上をすることなく、
レメディーのみをとっていたため、
ガンがどんどん大きくなり、
やがて腫瘍が破裂亡くなりました。

私のクライアントさんも、
レメディーをとりアトピーこそ良くなりましたが、
インチャ癒しや、霊性の向上に向き合うことがなく、
末期ガンになってしまいました。

彼らの命や経験を無駄にすることのないよう、
今後もできる限りにおいて、
私はホメオパシーとともに、
インチャ癒しの必要性、
霊性向上の重要性を伝えていきたいと思います。

【ZENホメオパシー】

・インナーチャイルド癒しの必要性

・霊性向上の重要性

 

由井寅子先生が、
長年苦労され、築いてきた道を、
後戻りすることなく、

その道を辿り、
さらにその先を歩むことが、
私たちの使命と思い、
今後も精進していきたいと思います。

 

【追記】

今回、私はあえて、
この祝詞と般若心経をあげることで、
改善したケースを発表させていただきました。

もちろん、
レメディーをとるだけで、
改善する場合もあります。

特に急性病などはそうでしょう。

セルフケアできる範囲であれば、
過度に心配することはないと思います。

しかし、
現在私たちがよく知っているように、
インナーチャイルドを癒さなければ、
治らないケースがあるのは事実です。

そして、
レメディーをとり、
インチャを癒しても、
それでも救われない人がいます。

今回のコングレスで、
寅子先生が紹介した、
お子様を亡くしたお母様は、
まさにそうだと思います。

発表の中でお話したように、
私の父も、
レメディーをとるだけで、
インチャを癒したり、
考え方や価値観、生き方を見直すことなく、
末期ガンとなり、
腫瘍がどんどん大きくなり、
最期は腫瘍が破裂し、亡くなりました。

寅子先生がおっしゃる通りでした。

インナーチャイルドを癒し、
生き方、考え方、価値観を見直し、
信仰心も持ち、
霊性を向上することは、
とても大事であると、
私は父の死をもって痛感しました。

 

「なんだ、ホメオパシーは宗教か!」
と思われる方もいるかもしれませんが、

昔は、病気はお祓いで治していたし、

経営学も突き詰めていくと、
やっぱり“信仰心”に突き当たります。

寅子先生が常々訴えていらっしゃるように、
信仰心や霊性の向上が、
今後のホメオパシー療法のスタンダードとなるよう、
願いを込めて、
このケースをご紹介させていただきました。

 

コングレスの様子については、
こちらに書いています。

【第19回コングレスでケース発表しました!】

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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