「お母さん、普通の子と同じように育ててくれてありがとう!」生まれつき耳が聴こえないピッチャーが引退

工藤聖子(くどうさとこ)です。

大相撲、昆虫、戦国武将などなど、
1年ごとに様々なものに興味を持ち、
ハマりにハマって、
とにかくデータを調べ尽くすという性質を持った、
私の小学校5年生の息子くん。

今ハマっているものは、
“プロ野球”です!

 

好きなチームは、
北海道日本ハムファイターズなんですが、

日ハムのみならず、
他の球団のデータや個人成績を調べに調べあげ、
毎日あらゆる選手の応援歌を歌っています。

おかげで、私も、
選手のチームや顔も知らないけれど、
応援歌だけは歌えるようになってしまいました・・・
パ・リーグのレギュラー選手はいけるかな(笑)

 

そんなプロ野球も、
秋のシーズン終了を目前にして、
引退選手のセレモニーが行われています。

そして、
とても感動的で、
心に残った引退セレモニーがありました。

今期で引退するその選手は、
日本ハムファイターズの石井浩也投手。

 

石井投手は、
生まれながらの難聴です。

駅のホームにいても、
目の前に電車が来るまでわからないほど、
耳が聞こえません。

球場で投げていても、
ファンの応援はその振動を感じるだけで、
応援するその声は聞こえないそうです。

そんな石井投手は、
中日、横浜、日本ハムと、
プロ野球と言う厳しい世界で、
難聴というハンディキャップを抱えながら、
14年間も活躍してきました。

本当にすごいことだと思います!

(なんて言って、
引退セレモニーを見て、
私も初めて石井投手のことを知ったのですが。。。汗)

 

石井投手は、
生まれつきの難病ですから、
上手に話すことができません。

しかし、引退セレモニーでのスピーチは、
言葉のひとつひとつにすごく心がこもっていて、
とても感動的でした。

「小学校2年生から野球を始め、
その頃からずっと夢だったプロ野球の世界に、
14年間もいられたのは、
たくさんの方々の応援や支えがあったからだと思っています。」

日ハムの栗山監督や他の選手も泣いていたし、
私ももちろん、
息子も泣いていました。

 

そのスピーチの中で、
石井投手自身が特に涙ぐむシーンがありました。

それは、産み育ててくれたお母さんへの言葉です。

 

「お母さん、
僕を普通の子と同じように、
育ててくれてありがとう!」

 

生まれつきの難聴という障がいに、
多くのお母さんは自分を責めることもあるだろうし、
「こんな障害がなければよかった」と思う方も少なくないはずです。

しかし、障がいのある自分の息子を、
丸ごと受け入れ、認め、
普通の子と同じように育てた石井投手のお母さんは、
本当に素晴らしいお母さんだなと思います。

私は日々、
多くのクライアントさんの話を聞いています。

そして、様々な病気の根源に、
お母さんに否定されたり、
お母さんに認めてもらえなかったり、
お母さんに受け止めてもらえなかったり、

そうやって辛い思いをして、
やがて自分自身を否定するようになって、
いつしか病気になっている人を、
たくさん見てきました。

勉強ができないことを否定されたり、
良い子でないことを叱られたり、
体型が良くないと認められなかったり、
話し方がおかしいと突き放されたり。

そうやって、
お母さんが子供を否定することが、
どれほど子供にとって辛く、
苦しいことであるか。。。

 

勉強ができなくたって、
良い子じゃなくたって、
体型がよくなくたって、
話し方がおかしかったって、
耳が聞こえなくたって、

それを認め、
受け入れ、
無条件に子供を愛する事は、
子供にとって、
たくさんのエネルギーとパワーを与えるんだなと、
この石井投手を見て思いました。

 

子育てで本当に大事なことって、
なんとか努力して、
“普通の子”にするんじゃない!

その子をありのまま受け入れること!

と私は思っています。

 

でもね。

 

肝心のお母さん自身が、
どんな自分でも、
受け入れ、認め、許し、
無条件に自分を愛することができなければ、

やっぱり、
子どもを無条件に愛する事は難しいです。

お子さんを無条件に愛するためにも、
まずは自分を無条件に愛することが必要なんです。

いつもお話ししていますが、
お子さんの病気やお子さんの問題に、
お母さん自身がインチャを癒し、
変わることは欠かせません。

そして、お母さん自身の症状の改善にも、
インナーチャイルド癒しが必要不可欠です。
本当に。

ぜひ、インナーチャイルドを知って、
インチャ癒しに取り組んでみてください!

 

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よりわかりやすいように、
加筆・修正しました。

以前読んだ方も、
またお読みいただけたら嬉しいです!

 

それにしても、
子どもという存在は、
私がこれまで全く興味のなかった世界に、
無理やり引き込んでくれて、
たくさんのことを教えてくれて、
たくさんの経験をさせてくれますね。

ありがたいことです^^

↑札幌ドームにて(笑)

大田泰示が好き❤️

最後までお読みいただきありがとうございました。

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