父が余命半年、骨盤内臓器全摘しか生き残る道はないと言われて～もう一つの選択肢と私たち家族の決断～

日本ホメオパシーセンター新宿神楽坂・千葉船橋本町
オメオパティアの工藤さとこです。

〈父の末期ガンについて①２０１６年２月１６日〉

Ｆａｃｅｂｏｏｋやメルマガでは、
すでにお伝えしておりますが、

年末から体調を崩していた父が、
１０日間の検査入院の結果、
末期の膀胱ガンと診断されました。

膀胱の外側に、
赤ちゃんの頭くらいの大きさの腫瘍があり、
それが膀胱を囲み、

さらに腫瘍は前立腺、Ｓ字結腸に浸潤し、
ステージ４。

このままでは腫瘍がどんどん大きくなり、
半年後には便も尿もつまり、
死んでしまうというのです。

そして、
生き残るためには、
膀胱、尿道、前立腺、大腸など、
骨盤内の臓器をすべて摘出し、

お腹にふたつの穴をあけ、
おしっことウンチを溜める袋を、
２つさげて生きていくしかないという、
お医者さんの診断でした。

そしてその手術の後は、
抗がん剤を４クールするというのです。

実は私は、
腫瘍だけ取れるなら、
すぐに取ってもらおうと言っていました。

自覚症状があり、
生活がままならず、
やせこけてしまった父を見て、

ここは外科手術が得意な西洋医学にお任せしよう、
と思っていたのです。

しかし、
私たちに迫れらたのは、

骨盤内臓器全摘、
さもなければ半年後に死ぬ

という究極の選択でした。

アトピーが、
体の老廃物を排泄してくれている、
ありがたい症状であるのと同様に、

ガンも、
身体が壊疽するのを防ぐために、
ガン細胞となって、
体を守ってくれていること、

抗がん剤は、
元々はアウシュビッツで使われた猛毒であること。

そう、私も母も、
ガンや抗ガン剤については、
たくさんの本を読んでいたので、

少しは落ち着いて、
お医者さんの話は聞けたのですが、

それでも、
父の症状もあるし、
とても不安を覚えていました。

しかしお医者さんの話によれば、
手術をしても、
３年生きられる確率は３０％、

手術後も、
当然体調は良くはないと、
お医者さんは言います。

幸い、
私たちには、

手術か、死か、という選択肢の他に、
代替医療・ホメオパシーという、
もうひとつの選択肢がありました。

そして検査前に、
新しくレメディーを飲み始めた父は、
体調はかなり上向きになっていました。

今でも、
カテーテルで尿の排泄をしているものの、
まあ普通に生活を送ることができます。

たとえ３年、５年、
少しでも長く生き延びられるとしても、
手術で体を切り刻んで、
体の不自由を感じながら生きることを、
父も、そして母も私も望みませんでした。

代替医療を選ぶということは、
手術をした場合より、
長く生きられないかもしれません。

だけど、
父が父らしく、
ありのままの自分を認め、
愛せるようになることが、

いただいた命を、
全うすることであると信じ、

ホメオパシーなどの代替療法という道を
私たちは選択しました。

もちろん、
緩和ケアとしてではなく、
あくまでも、
ガンを克服するためにです。